いつの間にか有料サイトへ

完全無料サイトに登録したはずが、いつのまにか有料サイトに登録されていた。

芸能関係者から連絡があった

芸能人や、そのマネージャー、関係者と名乗る者からＳＮＳで「担当している芸能人が悩んでいるから相談にのって欲しい」「通常のサイトでは信用できないから、芸能人が利用しているサイトに登録してほしい」「サイトの利用料金は後で払う。励まして欲しい」などとメッセージが入ったので、返信したところ、有料メール交換サイトに誘導された。

お金を受取ってください…

「お金を上げます。」「私の財産を受取ってください。」などと言われた。またそのお金を受取るためには手数料（受取金）が必要と請求された。

会う約束を何度しても会えない

相手と実際に会う約束を何度しても、そのたびに「都合がつかない」「急に仕事が入った」などとドタキャンされ、結局一度も会うことができなかった。その間、有料メールのやり取りが重なってしまい、高額な利用料金を請求され、仕方なく支払ってしまった。

会う約束を何度しても会えない－こんな事例－

アプリをインストールし、新規登録者のみの無料期間限定で、チャット通信のポイントを消費せず、利用できた。無料期限の終了後は、「お気に入りの女性とのメッセージ交換時に発生するポイント消費をゼロにするためのリミット解除」の手数料として、コンビニで電子マネーを購入し、ポイントを追加していった。
会う約束を女性とし、「仕事を終えたら、会いに行きます。」とメッセージが届いたので、待ち合わせ場所で長時間待つも現われず、「明日また待ち合わせしましょう。」とメッセージが届きドタキャンされた。その後何度も「待ち合わせして、会いましょう。」と約束するが、会えたことは一度もなかった。

メールアドレスに突然メールが届く－こんな事例①－

メールアドレスにＳＮＳで連絡を取りたいとメッセージが届いたので、ＳＮＳの交換後、携帯電話が使えなくなるので、サイトの方でやり取りをしたいと言われた。そのサイトでは、連絡先を交換するためには正規会員になることが必要で5,000円支払ったが、入力作業を３回間違え、その度に課金された。

メールアドレスに突然メールが届く－こんな事例②－

「相談にのってくれる女性を探している。」というメッセージが届いた。相談内容は「たんなる相談相手で構わない、他愛のない話をさせて欲しい。謝礼として２５万円を払う。」ということだった。
相談が終了し、謝礼について話を進めると、謝礼はお互いの連絡先を交換したうえで、直接渡す仕組みになっていると言われた。サイトの中で連絡先等を勝手に送ると違反になるため、違反にならない情報交換サービスに申し込んだと言われ、

• 「情報交換案内窓口」からプレミアムプラスの案内が届くが、その支払は１回だけ、5,000円の費用が必要。
• 「情報交換するための設定手続きをしなければならない。その手続きを完了させるためにサービスチケットかルビーを購入しなければならない。」と言われ２万円の購入費用を支払った。
• 「不正アクセス等の防止および情報システムの使用に伴う漏洩等の防止」に向けての手続き等の費用で２万円と５万円が必要と言われたので、その費用を支払った。
• 「個人情報交換サービス利用に必要な全ての手続きは完了したが、利用するにためにはワンタイムパスワードが必要で、利用したところエラーになり、送ることができず利用不可となってしまった。再度ワンタイムパスワードを利用するためには、エラー解除手続きが必要。」と言われ１０万円支払った。
• 「臨時特別システム利用のため、システム構築・構成の手続きが必要。」と言われ、申請費用として５万円支払った。
• 「システム構築は完了したが、構成手続き開始費用が必要。」と言われ、８万円を支払った。
• 「自分のクレジットカードが上限に達した。」と伝えると、銀行振込をするよう案内書が届いた。

メールアドレスに突然メールが届く－こんな事例③－

見知らぬ男性からメールが届き、人違いだと返信した。
その後メールのやり取りが続き、

• 兄が自動車事故で骨折した。
• 父親が経営する会社を任されることになったが、自分の交友関係を調べられ、携帯電話を没収されそうだと言われ、チャットへ誘導され、サイトへ登録した。
• ポイントがマイナスになっているとメールがあり、ポイント制であること、ポイントを購入して利用するサイトであることを知った。
• ポイントのマイナスを埋めるために、クレジットカード決済で支払った。相手から１日に5～6回のメールを受信し、１日に１～３回返信し、何度もクレジットカードで決済で支払った。
• 相手から「通信費の負担が厳しい状況になり、兄に今後の通信費について相談したところ、兄が通信費を負担してくれることになった。」とメールが届いた。
• 相手の兄から「自動車事故が原因でサイトを利用する事になり、責任を感じている。」「今後も弟を支えて欲しい。」「経理担当から連絡を入れさせる。」とメールが届いた。
• その経理担当から「海外の金融機関を経由して送金するため日数がかかる。」との説明があった。
• 口座へ入金してもらうため、自分の氏名、生年月日、口座情報を相手に送信。
• 海外の金融機関をいくつも経由するため、「受理番号」「個人認証番号」「セキュリティコード」「受理専用ＩＤ」「認証番号」「受渡ＩＤ」「送金証明証」「送金番号」等、連続で送信した。
• 経理担当から「手続きに日数を要していることから、代行手続きができる。」と案内が入った。

退会ができない

退会（解約）がなかなかできない。退会するのに手数料を請求された。

出会い系サイトに登録されていた

ＳＮＳで知り合った相手と連絡を取り合っていたところ、「別のサイトでやり取りをしよう」と言われて、出会い系サイトに誘われた。「個人情報を交換するためには会員登録料を支払う必要がある」と言われ、高額な料金を請求された。

メール相手の悪い噂を発見

インターネットを検索したら、サイト名やメール相手の悪い噂が載っていた。

話相手が欲しいと思い掲示板に書き込みをしたところ

病気で余命半年という女性と知り合った。無料の交流サイトを勧められたので登録し、メッセージをやり取りして悩みを聞いていたが、途中からお金が発生するようになった。今更相談を止めるわけにもいかず、サイトへの支払が１００万円を超えてしまった。

話出会い系サイトで知り合った女性と親しくなり

相手の求めに応じて自分の性器の画像を送信したところ、運営会社から「サーバー画像を削除するのに費用がかかる」等と損害賠償金を請求された。

被害を未然に防ぐ方法

• 相手のメールアドレスしか知らず、実際に会ったこともないなど、信用できない相手の話は信じない。
• 出会い系や交流サイトへの登録を要求してくる場合や、お金の支払を求めてくる場合は、詐欺を疑う。
• 見知らぬ人に、安易に自分の個人情報を教えない。
• 利用規約をよく読み、料金に関して不明な点があるサイトは、利用を避ける。
• 他人に見られて困るような画像は、悪用される場合があるので、むやみに送信しない。